【虐待】父親が5歳女児殴り殺害「数日前から食事を取らず嘔吐、心臓が止まった」【東京都目黒区東が丘１丁目】

「もうおねがい ゆるしてください」

警視庁によりますと、死亡した船戸結愛ちゃん（当時５）は、しつけと称して、毎日午前４時ごろに自分で起きて体重を測ったり、ひらがなを書く練習をしたりすることを命じられていました。

自宅の捜索で見つかったノートには、結愛ちゃんが鉛筆で書いた書き込みが見つかりました。

この中では

「もうパパとママにいわれなくても
　しっかりとじぶんから
　きょうよりはもっともっと
　あしたはできるようにするから
　もうおねがいゆるしてください
　おねがいします
　ほんとうにもうおなじことはしません
　ゆるして
　きのうぜんぜんできてなかったこと
　これまでまいにちしてきたことなおします
　あそぶってあほみたいだから
　ぜったいぜったいやらないから
　やくそくします」

などと書かれていました。

結愛ちゃんは父親に「太っている」と指摘されたことから、食事は１食につきスープ１杯か、おわんに半分のご飯とみそ汁などしか与えられず、ノートには自分で測った体重を毎日、書き記していたということです。

無間地獄だ

まずマスコミは「虐待死」などという奇妙な日本語を使うのをやめてほしい。単純明快なる殺人事件です。正しい日本語は「虐殺」または「なぶり殺し」です。死亡の数日前には殺された子供は「（衰弱して）もうごはんが食べられない」と言っている。そこまで衰弱していることを認識していてすぐに病院に連れていっていないわけなので未必の故意による殺人意外の何物でもない。そもそも司法関係者が子どもに大人と同じレベルの人格や人権をみとめていない。そのことは子殺しの罪の異常な軽さを見ればあきらかです。日本の子殺し裁判における量刑は諸外国と比較しても異常に軽いです。司法全体が子どもの人権を軽く見ているからです。先進国の中でも際立つ異常な罪の軽さです（日本人として恥ずかしい）。別に子殺しは軽く扱うという刑法にはなっていないので、司法関係者による刑法法規の恣意的な運用と言えるでしょう。「子どもは親の所有物」という発想がどこかにあるから、親が子どもを殺しても日本でだけ異常に罪が軽い。同じことを赤の他人にやったら普通に極刑のはずなのに「虐待死」などという奇妙な表現で、親による子殺しだけ別扱いにされている（その点マスコミが一番悪質です）。子どもの立場からすれば、自分が頼る親にやられている分むしろ残虐性は殺人事件の中でも相対的により高い。司法関係者はもちろんのこと日本人全体に蔓延している「子は親の所有物」的発想自体を変えないとこのような事件は減少することはないでしょう。「心中」なる表現で何の罪もない子どもを巻き添えで殺す親があまり非難されない変な国日本・・・。子どもを一人の人間として認めない異常な日本文化を再考しなければこのような悲劇は止まらないでしょう。